水素水と、活性水素水といわれるものは全くの別物。
よく一緒にされていますが、水素水は水素ガスを充填している水で、活性水素水というのは科学用語ですらありません。
水素水に含まれているのは水素。正しく言うと水素分子のことです。
奇跡の泉に含まれていたり、科学的・医学的に活性酸素の無害化に一役かっているという実験データを出したのは、この「水素分子」です。
一方、活性水素水に含まれているのは活性水素。
これは水素としての分子の状態ではなく、単原子で存在している不安定な存在です。
湧き水に含まれていても、そこから汲み上げて、ボトルに入れて、家に持ち帰って飲む頃には活性水素はほとんど残っていない状態でしょう。
そのような不安定な原子が活性水素です。
その活性水素が溶け込んだ物を活性水素水と呼んでいるようですが、これは浄水器業者が勝手に呼び始めただけのもの。
よく10万円近くで売られている還元水生成装置のようなものは医療機器ではないですし、似たような医療機器も存在しません。ですから、まあ疑似科学商品のひとつと考えられる物といってよいでしょう。
ちなみに、水素分子(H2)を溶解した水素水は、活性水素水とは学術的な面を含め区別されています。
公取委による排除命令もありました
2005年12月26日、東証1部上場の家庭用機器製造会社「シルバー精工」(東京都新宿区)、「日本ホームクリエイト」(港区)、「エッチアールディ」(横浜市)の3社が公正取引委員会による排除命令を受けました。
世の中空前の水ブーム。
もっともらしいことを言って、効果もないのに高値で売りつけるような製品・業者が存在しても、おかしくはないでしょう。
ダイヤモンドにニセモノがあるように、またシャネルのニセモノがあるように、水素水にもニセモノがあるってことですね。
でもそれは、私達がしっかりとした目を持っていれば見極めることができるもの。
残念ながらニセモノは何にだってどこにだって付きまといます。
だからこそ、しっかりとした知識を身につけたいですね。
水素水として販売されているのに、ただのミネラルウォーターだというケースがあります。
それは、ペットボトル容器。
水素の分子は宇宙一小さく、ペットボトルの容器を通り抜けてしまいます。
たとえ、製造時には水素がたっぷり充填されていても、お店に並ぶ頃にはただのミネラルウォーターになっているのです。
ペットボトルの水素水は存在しないという事も、知っておきましょう。
※アルミは水素を通しません。
水素水はアルミ容器に入った物を!